導入事例

長さ4.5Mの金属筒搬送コンテナ

サイズФ290x4300mmの金属製管を、組立先へ搬入するためのコンテナです。
コンテナ1箱には2本入れて、通いで使います。内部には管を固定保持するクッション材を設置しますので、箱の大きさは全長4400x巾700x高さ600mmにもなります。箱本体は厚み10mmのプラダンで組んでありますが、プラダン原反の大きさがMax2.4Mなので中央部でつないでいます。
また通常、コンテナ用の樹脂及びアルミフレームはMax4メートルまでですが、当社のパーツ製造工場の協力により4.5メートル1本ものフレームを用意して製作しました。箱底の角はジュラルミンケース用のコーナーアテで補強しました。
フタ部は製品の出し入れがし易いように真中から左右に開く観音開きに仕立ててあります。

導入後

  • コンテナの半分を2つ繋いでいます。

  • フレームをとりつけて鋲止めの位置をマーキング後、ドリルで下穴をあけています。

  • 金属鋲止め機でワッシャーをかませながら留めていきます。

  • 身の口周りとフタの周囲をアルミフレームでトリミングして強化してあります。
    フタは中央で開閉する観音開き仕様です。片側4箇所に大きめの蝶番をつかってフタを取り付けました。フタを完全にオープンにできるので、製品の出し入れが楽にできます。

  • 筒を2本納めるクッションをセットしました。
    中央の丸穴付きクッションは上下に分かれるので管を設置した後に上半分のクッションで押さえ込みます。左右にガイドがあるので上のクッションがズレ落ちることはありません。また真中にあるスライド仕切りクッションで4本入りにも使えます。
    クッションのカットはCADでカットします。厚み50mmまで自在な形でカットできるので製品にフィットした形状にできます。

  • 積み込み作業中です。4トントラックに積載15ケース(3列x1行x5段)です。

ケース仕様

事例No 0009
品名 オリウス10
サイズ(内寸) 長さ: 4380mm × 幅: 700mm × 高さ: 380mm
水色
厚み 10mm
底トレイ C式トレイ
側面スリーブ 固定
ふた その他
段積みコーナー なし
ベルト なし
面ファスナー なし
キャスター なし
その他の部材

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