導入事例

鋼線巻きリール用コンテナ

現状は木箱をつかって保管や搬入をしています。中身は超極細の金属銅線を巻き取ったリール(一巻き5Kg)を30巻入れています。
1箱の重量は約150Kgになり、最大3段積みで使われていました。
木箱の割れや木屑の混入が製品の品質にダメージをあたえるので、樹脂製箱に変更するよう納品先から要請されています。

お客様の要望は

  • 従来の箱と同じ入り数のままでピッタリサイズの箱にしたい。
  • リフト作業ができるようにケタ付きにする。
  • 段積みできる強度が必要。
  • トラック輸送時に段積みが荷崩れしないようにズレ止めが要る。

以上の要件を満たす樹脂製箱を探していましたが見つからずヤマコーに問い合わせいただきました。

導入前

  • 現在使っている木箱です。

  • リール芯が5行x6列入れています。

導入後

  • 厚み10mmのプラダン(水色)と樹脂フレーム(グレイ色)で30巻入りピッタリのコンテナを製作。
    口回りもフレーム(白)と樹脂コーナー(白)をかぶせて強化しました。

  • かぶせのフタをしたところです。ふたの四つ角には荷崩れ防止用コーナー(立ち上がり20mm)をとりつけました。段積みがより安定するように、長辺中央に受け板を取りつけてあります。
    底にはリフト作業用に厚み10mmのプラダンでケタを三本取りつけました。
    2重に重ねて1本のケタにしています。ケタ取り付け用にパネルがもう1枚底につくのでより強化されます。

  • ズレ止め付きコーナーのアップです。
    コーナーは深さ50mmあり、箱側面をしっかりホールドします。
    また取り付けは1コーナーに付き天面3点+両側面4点の計7点の鋲止めです。
    重量物のズレ止めも安心です。

ケース仕様

事例No 0003
品名 オリウス10
サイズ(内寸)
水色
厚み 10mm
底トレイ その他
側面スリーブ 固定
ふた t10とL字アングル
段積みコーナー あり
ベルト なし
面ファスナー
キャスター なし
その他の部材 リフト用桁

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